結婚を考えているパートナーが見つかった時、結婚or転職の決断をするタイミングはいつなのだろうか。今の仕事を続けながら家族を守っていけるのか、仕事と家庭を両立していくことはできるのか、と多くのことを考えるだろう。結婚前の転職か結婚後の転職か、どちらが理想的なのか、それぞれのメリットとデメリットを説明する。
まずは、結婚前に転職した場合についてだが、こちらは、勤務先がすでに決まっている状態で結婚を迎えるため、収入に対する不安が少ないのがメリットだ。それと同時に、両親やパートナーも安心させることができる。しかし、結婚式の準備と重なるタイミングで転職した場合には、かなり多忙になってしまうというデメリットがある。新しい職場に慣れるまでは、職場での人間関係を育てたり、仕事を覚えるのに大変な時期である。そのため、結婚と転職を同時期に行うのは難しいことだといえる。
次に、結婚後の転職についてだが、新しい生活に慣れた時期に転職することで、気持ちにゆとりが出る。そのため、新しい職場に慣れるまでのストレスが減るということがメリットである。一方、デメリットは、転職するとどうしても一時的に収入が不安定になるということだ。新しい職場が決まるまでは、両親やパートナーを不安にさせてしまうかもしれない。しかし、現在の勤務先が、出張することが多かったり、家族を養うことができない収入であれば、早急に職場を探さなければならない。
どちらにも長所と短所があるが、結婚後も、自分にとって働きやすい環境を選ぶことが重要だ。